珀沃酒店(Hotel Ito Powell)

伊東市のオレンジビーチや道の駅伊東マリンタウンからすぐのところにあるホテルです。 フロントの方たちは、感じよいです。ホテルは昭和の雰囲気で少し古いです。 クリスマスなので、大型の(テディ)ベアがクリスマスコスチュームを着てました。 五階の和洋室の部屋からはオレンジビーチが一望でした。和室の6畳と洋室で、洋室には椅子セットもあり、2人別々の部屋でくつろぎました。 かなり以前はリゾートマンションだったのか、部屋にはキッチンもありました(か今は使えず)。 部屋のユニットバスは、小さいタイプではないので、狭い感じはしないです。 大浴場は男女入替制で、地下にあり、洗い場が15個位ありました。お風呂はローマン風呂の感じです。シャワーヘッドが大きくて、シャワーが強めなので、髪を洗うのが楽でした。 露天風呂は、浴室の中のドアを開け、階段を登るとあります。 遮るものが何も無いオーシャンビューで、とても良かったです。遠くに大島が見えました。露天のお湯は薄い茶系でした。 翌朝6:30前にお風呂へ行ったら、露天風呂から朝焼けで赤く染まった空と海がとてもキレイでした。さすがに早朝は寒いですが、温泉でほっこりです。 洗面脱衣エリアは広く、中に冷水機もあります。化粧水や乳液なども揃っています。 夕食は会場食でしたが、我らの会場は二組で、先に他のお客さんたちが食べ終わっっていたので、我らのみでした。 鮑の踊焼き付だったのですがバターで食べる踊焼きより、刺し身が好きなので、一応お刺身にできるか聞いたら、お刺身にしてくれました。 鮑の踊焼きの時は刺し身にしてもらうこと、だいたい聞いて断られることが多いのですが、こちらではお刺身にしてくれて、本当に嬉しかったです。 大きな鮑で、つれあいは「これを寿司屋で食べたら5000円は取られるぜ！」と喜んでました。 海鮮鍋も、前菜も、お刺身も、カサゴの煮付けも、釜飯も美味しく、満足の夕食でした。 お酒は、長野の諏訪の酒「真澄吟醸辛口」はまったりと濃く、また静岡島田市の新酒「若竹純米酒しほわりたて辛口」も爽やかで美味でした(各1300円、300cc) 若竹は新酒でした。日本酒に゙合う品々でした。 また食事処の担当の方がとても穏やかで丁寧な接客でした。 朝食バイキングも良かったです。７時からと８時からの２部制でした。 魚の生の干物が４種類(味、鯖、ふぐ、鮭)もあり、自分の席で焼くことができます。バイキングだとすでに焼いてある魚が多いのですが、自分で焼くと固くならず美味しいです。 干物は焼けるまで時間がかかるので、先に席に干物を持ってきて焼き始め、その間に他の品を持ってくるのが良いと思いました。 また、４種のぬか漬けや、イワシの梅煮、焼き豚などいろいろ食べました。 つれあいが大きな器でカレを食べていたので、「随分大きな皿で持ってきたね。」と言うと、「カレー皿しか無かった。カレーは美味しいよ。」と言ってました。 干物が沢山ある伊豆らしいバイキングで良かったです。 リーズナブルなホテルですが、スタッフの方たちのウェルカムなホスピタリティが感じられました。 温泉も食事も良いので、また利用したいホテルです。